【学び】レッジョ・エミリアを旅する~レポ by矢萩邦彦氏~その①

数か月、心待ちにするような楽しい出来事って最近ありました??



私ね、3か月近く待ち続けたんですよ⌛


矢萩邦彦氏によるイタリアのレッジョ・エミリア視察レポ✈

報告会から帰宅したら、ダイニングテーブルに置かれてました✨

こういうクリエイティブなところ、素直にうらやましい~♡


こんばんは☽

 未来につなげる”いまココ”子育て「輝く瞳で生きるための勇気づけ講座」をお伝えするShiny Edu代表、村田あゆみです✨



レッジョ・エミリアって聞いたことありますか?


イタリアのレッジョ・エミリアという都市で行なわれている幼児教育。

興味深いのは、戦後の復興のために町をあげて教育に力を注いだという点。


そして、それが1990年代に入ってニューズウィークで取り上げられたことで世界的に有名になったんです。

英語のサイトはあるので、良かったらご覧くださいね。



そして、そんなレッジョ・エミリアに、

あの矢萩邦彦氏が訪れたという✈



矢萩さんと言えば、知る人ぞ知る多才かつ多彩なプロフィールを持つ人物。

ご本人ですらプロフィールをまとめ上げられず、「ジャーナリストです」で

片づけているという(笑)。

横浜で知窓学舎という学びの場を開かれています。

(だけじゃないところが面白いです✨)


前々からどんな方か気になっていたので、

今回のイベントは一も二もなく飛びついたわけです。




レッジョ・エミリア自体は、ググればいくらでも説明が出てくるので、

今回はそこに矢萩カスタマイズが入ったレポを中心にお伝えしますね。



レッジョを象徴するとして紹介されたのが、

このフレーズでした。

「新しいものの創造は、知性によって達成されるものではない。
内面の必要性から、直感的に行われる遊びによって達成される」



言わずと知れたユングの言葉ですが、

レッジョはまさにこの「創造」のためのダイナミックなエッセンスがちりばめられた環境の中で、

子どもが自ら動くことを保育士も保護者も保障しているのです。



レポートの中で、視察に同行した1歳の姪御さんの様子を動画で拝見したのですが、

テーブルの上のセロハン紙のようなものや箱をひたすらほかのテーブルに移し続けていました。

その集中力たるや、高校生も降参するレベル。



そうした環境を、


・大まかなゴール設定にもとづく観察と対話

・教育と美術の専門家による準備と空間づくり

・記録によって子どもの分析を共有するドキュメンテーション

・保護者も一緒になった共働ワーク



によって創っていくのですね。



・・



・・・



・・・・



・・・・・



と、ここで突然、参加者のレッジョ体験~✂🗻


与えられた素材で、グループごとのテーマに沿ったものを作る


私たちのチームは「富士山」



色紙、セロハン、きらきらモール、ビー玉、輪ゴム




初対面でいきなり作る「富士山」(笑)。




あーでもない、


こーでもない、



あーだこーだ



てんやわんやしながら作り上げたのがこちら🗻

20分くらいだったかな、制限時間。


富士・・・山・・・・・??



いいんです、体験ですから。



色んな考えを織り交ぜながら、

臨機応変に変更を加えて、

ゴールに向けて動く。




レッジョの導入部分を体感するワークでした。


他のチームので気に入ったのはこちら。

「風呂上がりのビール」🍻



具体物でいくのか、抽象物でいくのかもグループによって違っていたり、

テーマや素材への手の加え方の切り口の斬新さだったり、


色んなところでグループによって違いがみられて面白い✨



レッジョでは、

こうした活動が子どもが主体的に取り組めるように環境に細かいこだわりがあるのだそうです。


例えば、

明るい部屋がある一方で暗い部屋を設けて光の動きを体感出来たり、

置かれているものはすべてワンアクションで変化が分かるようになっていたりする。



幼児にとっては、「電源スイッチを入れる」という動作ですら集中を阻害するものだという

考えに基づいてワンアクション=ワンリザルトなんですね。




つまり、こういうことなんです。


「これはこうしてあーして・・・」


なんていう説明自体がナンセンス!


そんな解説するような環境を提供するな⚡!ということです。




実はこれ、見学者に対しても貫かれているそうで、

手取り足取り説明がないんだそうです。


だから、日本人見学者からの評判は芳しくなく、

「何をやっているか分からん(# ゚Д゚)」という評価につながる・・・



子どもを見ればそれが何かを感じることが出来るでしょう。



ジョークの説明ほど無駄なものはない。



この感覚、好きですね~。



特に子どもなんて、

行動=目的だったりするわけだから、そこに何も求める必要ないんですよ。



よくさ、

「工作で車を作ったけど、それっきり遊びもしない」とかって聞くけれど、



子どもは作ることが目的だったりするわけです。



大人はそれを・・・




おっと💦



説明なんて野暮なことは致しませんよ♬✨



その②に続く💖

 ↓ ↓ ↓


滅多に、写真ご一緒に📷なんてお願いしないのですが、

今回ばかりはお声掛けしちゃいました♡

ミーハーですんまそん(;^ω^)



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村田 あゆみ

Shiny Edu代表

高校教師として3000人を超える高校生を育ててきた経験から、思考力×発信力+共感力を伸ばす勇気づけコミュニケーションと、10年後の子供の姿をイメージした子育てをお伝えしています