【学び】~世界一しあわせな国の教育のお話☆その3~足元から出来ることは何??

実はカバじゃなくって妖精だって知ってました??


こんにちは☀

未来につなげる”いまココ”子育て「輝く瞳で生きるための勇気づけ講座」をお伝えするShiny Edu代表、村田あゆみです✨




いい加減、ふりがしつこいですね💦

MOOMINはフィンランド💛



今日もまたこちらの国のお話です。

教育に思いのほか政治が絡んでいたので、ちょっとだけ政治事情も。


 これまでのお話はこちらから

  🌷 その1

  🌷 その2



お話を聞いていて、日本と決定的に違うのは国民の政治参加度の高さ。

そして、自分が主人公であるという感覚。



あのね、傍観者にならないの。



先月お話を伺ったリヒテルズ直子さんと井出英策さんの対談に出て来たお話なんだけど、


日本で教育政策が進められないのは、

少子高齢化によって子育てや教育に関心を払う世代が減っているからだってこと。



曰く、

未婚世代はまだ先のこととして、

リタイヤ世代はもう過去のこととして、


自分とは関係ない政策には関心を持たない。



ところがデンマークでは、

未婚世代はこれからのこととして、

リタイヤ世代や自分が体験してきたこととして、


子育ても教育も自分事として考えている。



自分だけでなく、人のことにも目を向けるゆとりがある。



意外だったのだけど、デンマークでも保育士は待遇がそれほど良くないんですって。


だから、時にはデモもする。

(デンマークは訴える手段としてよくデモをするんですって)



もちろん、保育園は休園。


日本でそんなことがあったら、預けている親たちが憤慨して保育園を責め立てるでしょうね。



デンマークでは・・・



自分の子が通う園の保育士の待遇が改善されることは、自分の子どもの生活環境が向上することにつながる



そう考えて、休園ならシッターに頼んだり、自分が仕事を休んだりして、

ぜひデモへ行ってらっしゃいって送り出すんですって。



デモって、

日本では標語がプリントされたゼッケンみたいなのをつけて、集団で大声でがなり立てる

・・・みたいなイメージだけど、



デンマークではあんがい穏やからしい。

「デンマーク デモ」でググったら色々出てきて面白かったわ。




そもそも何でデモを起こそうという気になるのか。



それは、

政府に物申して良い空気があることと、

政府が申し立てに耳を傾けてくれることが

背景にあるんですね。



つまり、政府に対する信頼がある。



じゃぁ何で政府に対する信頼があるか。



それは、

自分たちが選んでいるから。



投票率80%overなら、そりゃそうだ!



いったい何でそんなに投票率が高いのか。



それは、

自分たちの環境は自分たちで作っていくという自覚があるから。




主体的に国に関わろうとする姿勢がある。




・・・あるかな、私??




根っこのところが全然違うって突き付けられたわ~。



選挙も、ふ~ん、へぇ~、どうせ私の1票なんて~って長らく思っていたし、

政治は小難しくて分からないって敬遠どころか毛嫌いしてた💦



憲法改正や教育の機会均等法のことがあって、

遅まきながら、本当に遅まきながら政治に目を向けるようになって、

小さな声でも上げていくことの大切さと無力感のはざまにいるのが、今の私。



でも、同じ思いを抱く人がつながっていったら、

絶対に世の中が変わる原動力になって行くから。



私は私にできることを発信し続けていく。


そんなことを改めて心に誓って、

「世界一幸せな国の教育のお話」シリーズ、幕を下ろしたいと思います♡


長らくお付き合いいただき、ありがとうございます✨


ムンクイェンセン宮越花絵さん、タンブル有田妙さん、ピーダーセン海老原さやかさん、 主催の加藤さくらさん、

素敵な学びと気づきの機会をありがとうございました💖


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村田 あゆみ

Shiny Edu代表

高校教師として3000人を超える高校生を育ててきた経験から、思考力×発信力+共感力を伸ばす勇気づけコミュニケーションと、10年後の子供の姿をイメージした子育てをお伝えしています