映画館のロビーに子どもをベビーカーごと置いていける国⛄
降りしきる雪の中、ベビーカーごと外に置いてお昼寝させる国⛄
こんにちは☀
未来につなげる”いまココ”子育て「輝く瞳で生きるための勇気づけ講座」をお伝えするShiny Edu代表、村田あゆみです✨
もうお分かりですね♬
そう、デンマーク!
その1では子育てのお話を中心にお伝えしました。
本日第2弾は、教育を中心にお伝えしたいと思います✨
気になってやまないレッジョ・エミリアのお話も思いがけなく飛び出して、嬉しい展開でした♡
デンマークは基本的に公立学校はすべて無料。私学も補助が出るため、家庭に負担をかけずに学校を選択することが出来るんです。
しかも、
保育園や学童は待機児童ゼロ!
これは、1960年ごろから広まった森のようちえんのような、親立(保護者が中心となって学校を創る)の保育園も認められてきているからでしょうね。
学校や保育園の認可に対するスタンスが日本とは全然違うんです。
日本では、文科省や厚労省が認めた条件を満たさない限り「公」として認められないし、認められなければ助成金なども下りない。
当然その経営費はそこに通わせる家庭の負担になるわけです。
【日本の場合】
公立(認可)の学校・幼稚園・保育園
= 国基準のカリキュラムや設置基準を満たしている、家庭の負担少
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私立・認証の学校・幼稚園・保育園
= 国基準のカリキュラムや設置基準に準じている、補助はあるものの家庭の負担ややあり
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個人立・無認可の学校(学校として認められないけど)・幼稚園・保育園
= 独自のカリキュラムや設置基準でよい、補助はなく家庭の負担大
【デンマークの場合】
公立(認可)の学校・幼稚園・保育園
= 国のカリキュラムや設置基準はあるが自由度高、全て国がまかなう
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私立・認証の学校・幼稚園・保育園
= 国のカリキュラムや設置基準はあるが自由度高、補助があり家庭の負担少
||
個人立・無認可の学校・幼稚園・保育園
= 独自のカリキュラムや設置基準でよい、補助があり家庭の負担少
※そもそもデンマークでは個人立(学校法人でない)かどうかすらあまり注目されていない感があるけれど。
そして、今、日本で大きな課題として取り上げられることの多い特別なニーズを持つ子どもたちに対しても、必要なサポートを受けながら学校で学ぶことが出来るよう最大限の支援が行われている。
(それがデンマークにおける最大限かどうかは分からないけれど、日本で同等の支援があったらMAXと言ってもいいのではないかと思う)
必要な補助具は自治体から貸与されるし、個々の状況に応じた学びの支援体制が取られる。
例えば、複雑な説明が理解しづらい場合、
絵カードやプロセスを示したプリントで理解をサポートする。
例えば、マッサージによって体を緩めることが必要だと考えられる子どもにはマッサージも組み込まれれていく。
例えば、支援体制を組む時には同時にその支援をいつ頃どう外していくかも検討される。
全てのプロセスが、
子どもがしたいこと、してほしいことを伝えられるようになるために考えられているし、
全ての子どもが、
「自分で選択し、決定する」というプロセスを大切にして扱われている。
そして、その最終的な目的は、
子どもが自分んで理解し、安心して自立する環境を整えていくこと
に置かれている。
だから、子どもを取り巻く環境に意味を持たせることに対して、教師たちは注力している。
子どもが、幸せに楽しく学べる環境を保障することが最優先。
もし不登校の生徒がいたら??
それは、
「学校とあなたのケミカル(=化学反応)が合わなかったのね」
ということで、その生徒が心地よいケミカルを起こせる環境に身を置けるよう検討される。
教室ではなく図書室ならOKなのか?
授業のスタイルが合わないのか?
この学校ではなく他の学校へ行くことがハッピーになるのか?
闇雲に学校に戻すことを目的とするのではなく、
(日本ではとにかく学校に来さえすればよいという信仰に近い風習があって、それは意識的にせよ無意識的にせよ、子どもに「学校」という場を押し付けているわけですよね)
その生徒が楽しく学ぶ環境をどう整えるかを考える。
出発点もゴールも、常に子どもが念頭に置かれている。
もうね、なんていうか、ぜんっぜん違う。
「病気などの理由なく学校を休む生徒が存在してはならない」
親も、教師も、
その意味が分からない信仰によって、とにかく学校の門をくぐらせること、校舎の中に子どもを置いておくことに必死になる。
ひとたび辞めたいなんて言おうものなら、あの手この手で引き留めようとする。
・・・その子がハッピーかどうか、よりも、
入学した学校で卒業すること、の方が大切にされる。
もちろん、残った結果ハッピーになるケースもあるから、十把一絡げに論じるつもりはないけれど、
転学を決めた子どもと一緒に学校探しを手伝おうものなら、余計なことをするなと止められるのが学校の教師集団。
ダレノタメニコノコヲヒキトメヨウトスルノデスカ??
子どもには幸せになる権利がある。
それを、本当の意味で実践しているのがデンマークなのだと思う。
おもしろかったのは、
Backcasting Approachといって、
どんな未来を築くかを決定し、そのゴールから逆算したステップを創る
という方法。
潜在意識でも引き寄せでもなく(笑)、
自分のゴールイメージを明確に持たせるということをしている。
それによって、ゴールに向かう道筋はいくつもあって、
自分がそのいずれを選択しても良いという「選ぶ権利」を保障しているの。
とても興味があったので、このお話をしてくださったタンブル有田妙さんに
終了後直撃インタビューしてきました🎤
ちょうどFBに質問しているところの写真があったからいただいてきました♬
いつの間に~(笑)📷⚡
すっごく楽しそうに話されているでしょ~♡
こんな風に授業してもらったら子どもたちも幸せですよね~♬✨
このBackcasting Approachの一番のポイントは、
ゴールに向かうアプローチの多様性を子ども自身が気づいて、自分で選び取っていくということ。
そうすると、1つの方法ではうまく行かなくても、他の方法で挑戦してみようっていう切り替えができるんですよね。
自己嫌悪や自己否定することなく、自分にはこの方法が合わなかったんだってとらえて切り替え、
そして達成することが出来る。
自分は出来る
自分で出来る
そういう体験を繰り返すことによって、自立していくのですね。
世界一幸せな国の教育は、子どもが軸になっている。
当たり前でとても大切なことを伺いました。
思いがけなく、その3へ続きます。
ちょっとだけ政治のお話🗼
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