【学び】~世界一しあわせな国の教育のお話☆その1~足元から出来ることは何??

世界一幸せな国ってどこか知ってますか??

これ、ベルギーね。

こないだのお話会の国ですね🌷


これ、ムーミン♡

フィンランドね。

学力はPISAでトップですけどね✎


画像は主催された加藤さくらさんのFBからお借りしました📷


こんばんは🌑

未来につなげる”いまココ”子育て「輝く瞳で生きるための勇気づけ講座」をお伝えするShiny Edu代表、村田あゆみです✨



昨日は3線直通の電車に揺られて松戸まで🚈

きれいのたねさんで開催された「世界一幸せな国の教育のお話」を伺ってきました。



誰に言われるでもなく教育の話を求めて東へ西へ移動するあたり、やっぱり私、教育が好きなんだな~なんて電車に揺られながら独り言ちておりましたが・・・

お目当ての電車に乗りそびれて実は遅刻💦



お目当てはこちら💓
世界一しあわせな国の教育のお話をうかがいに♬



いい加減、どこの国か言ってください!

ですよね~(;´▽`A``



で・で・で・で~ん♬



デンマーク~♬♩♪


・・・実は何があるのかまったく知らないんですけどね💦

加藤さくらさんのデンマーク訪問レポを聞きに伺ったのがそもそものきっかけでして、

それまで北欧の教育はあれこれ見れど、デンマークは死角でした。



そうです、そうです!

グルントビィさんですよ~♡


今から200年近く前に、紙とペンの教育は時代遅れだって批判して「生の学校」を創ることに傾注したデンマークの偉人。



そんなグルントビィの想いを受け継いだ学校に勤める3人の日本人女性が、

今回の主役でした。

写真はお三方が主催されているMOR MOR MORより

左から、ムンクイェンセン宮越花絵さん、タンブル有田妙さん、ピーダーセン海老原さやかさん、

主催の加藤さくらさん



3名共、留学や現地視察でデンマークを訪れ、そしてそこで暮らすことになった経歴をお持ち。

現地で結婚、子育てをされているデンマークのベテランママさんです。



3人がリレートークで子育てと教育についてお話くださったので、

その中で印象に残ったことを要約していきますね。


育児サポートは子どもだけでも母だけでもなく、父も兄弟も含めて行われている。

そしてなおかつ、フレキシブル!


日本ではとかく「母親学級」とか「両親学級」とかって区分けされている「親」へのサポート。

これが、父にも母にも同様に行なわているということが新鮮でした✨

ファザーグループなんて、腕にお絵かきしてあるいかついお父ちゃまと並んでシャツ姿のパパさんが、いずれもベビーフードをあげている♡

日本じゃちょいと見られない光景の写真に思わずくぎ付け🔨


もちろん、育休は男女問わず取得できるし、9歳までの分割取得が可能なんですって。

つまり、0歳児の時半年育休を取ったら、小1の入学に合わせて3カ月、小2と小3では夏休みに合わせて1か月ずつ・・・なんていう取り方も出来ちゃうんですね。


こういうフレキシブルな制度は、デンマークを象徴する文化の一つだと感じました。

だって、そもそもが「前例がない! それなら君が前例になりたまえ」みたいなお国柄だから、自由度が高いですよね。



そして、まぁ~ありがちなお話ですがご多分に漏れず15時~16時には退勤です。

それも、5分前から帰り支度を始めて終業と同時に帰路に着くって・・・

あり得なさ過ぎて若干とげとげしい表現になっていることは自覚しています👹



それが出来るのは、学校と保護者の徹底したイントラによる連絡体制が確立しているからとも言えますね。

日本では未だに、電話連絡や連絡帳をお友だちに託すという前近代的手法がとられているのに、デンマークではすべてがwebでやり取り出来て、その上状況シェアまで出来ちゃう!

インフルエンザでお休みの子が何人とかっていうのがwebで確認できちゃうから、

もしかしてこの熱はインフルかも?って家庭で考えられるんですよね~。

すごいっ!


兄ちゃが学校行かなかった時期、連絡帳を託せる知り合いもいなかった我が家は、毎朝担任にお電話・・・。

それがまた、チビちゃの登園仕度~登園の時間と重なってまぁ大変だったこと!

不登校児の欠席連絡にもありがたいシステムだと思いますわ~💦




でね、

これ、ちょっと意外だったんですが、

デンマークにも自主保育グループや保育ママさんがいるんですって。


がしかし、日本のイメージとは全くちが~う!

日本ではやりたい人が集まってやってるだけでしょ(保育ママさんはちょっと違うけど)っていう

イメージがあるし、外遊び泥んこ遊びしたい人たちのグループみたいに見られがちだけど、


デンマークでは、

「子育てもれっきとした仕事の一つ」として考えられているの。

だから、自分の子どもを育てながらもう一人預かるなんてことが出来ちゃうんですね。

もちろん、国からの補助も出ています。

オムツやベビーカーまで支給されるのですって。



ベビーカーと言えば・・・



分かります?!



降りしきる雪の中に並んだベビーカー。


そして中には・・・


もちろん赤ちゃんがスヤスヤ・・・



寒冷地の環境に慣らすために、小さいうちから外でお昼寝させるって言うんだけども・・・



氷点下だよ~っ⛄⛄⛄




いちおう防寒してるらしいですけどね。

北海道でやってるかしら??


・・・やらない・・・よ・ね??



いや~、インパクト大でしたね~。


薄着の0歳連れてると

「そんな薄着で~」とか「靴下履かせなさい」とかとか

色々おっしゃっていただいた経験はありますが、

・・・雪の中で昼寝はさせたことないわ~⛄



けっこうね、

ベビーカーであちこち出掛けて、そのまま外に置いておくっていうお国柄みたいなんですよね。


他にも

BABYBIOなんていうイベントデーがあって、

その日は映画館のロビーに番号札をつけたベビーカーがぞろり~🚙🚘🚙🚘🚙🚘🚙🚘


デンマークの映画館のご案内

・・・web翻訳で怪しい日本語だけど、

寝ている赤ちゃんのためにベビーカーをロビーに残すことが出来て、スタッフがケアしますって書いてあるの。


日本でも赤ちゃんと一緒に入れる映画館とか赤ちゃんタイムとかって増えてきているけど、ここまでじゃないですよね~。

私は乳児期にスクリーンは見せたくないと思っているから、そうなると自分が映画を諦めるか託児を依頼するしかないでしょ。


でも、これだったら安心して子どもを置いて映画が見られる~!!


デンマークのすごいところは、

徹底して個人が権利を行使できるよう国が支援しているということですね。


だから、消費税がたとえ25%だったとしても国民は「自分たちの暮らしが豊かになるのならもっと税金を納めてもいい」って言うわけです。



先月お話伺った井手英策さんのお話が日本で実現したら、こんな風になるのかなって思ったエピソードでした。


当然のことながら、デンマーク人の政治への関心はめちゃ高い。


投票率は驚異の80%超え。

自分たちの待遇に不満があればデモによって意思表示をする。

日常の対話の中でも政治や政策について気軽に語らう。

税金の使い道についてみんなが知って、よく見ている。



日本はどう??


投票率は言わずもがな。デモは一部の熱狂的な人がするものだと思っているし、政治に触れることは宗教に触れるのと同じくらいタブー視されてる。

増税されてもそれがどう使われるか知っている人はごくわずか。


もちろん、私も含めてね。




リヒテルズ直子さんも言われてたけど、

国は変わらないって諦めてるだけで、自分自身も変わろうとしない。

自分が変わらないのに国なんて変わるわけがない!

って。



まず自分にできる小さな一歩から。


それは新聞に目を通すことかもしれないし、

今度の選挙に足を運ぶことかもしれない。


家族と政治を学んでもいい。



何か出来ることを見つけて、そこから始めてみること。



絶望する必要なんてない。

日本という国の素晴らしい部分をたっぷりと享受しているのだから、

それをさらに良くしていくために出来る足元の第一歩を、

一人ひとりが見つけていけばいい。



長くなるので、その2に続きます🌻





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村田 あゆみ

Shiny Edu代表

高校教師として3000人を超える高校生を育ててきた経験から、思考力×発信力+共感力を伸ばす勇気づけコミュニケーションと、10年後の子供の姿をイメージした子育てをお伝えしています