こんにちは☀
自然育児と自由な学びで輝く瞳を育てる家庭教育プロポーザー、Shiny Edu代表の村田あゆみです✨
先週21日、東大の五月祭で行われたROJE主催の教育フォーラムに行って来ました。
いや~、豪華メンバーでしたよ~✨
会いたい人が集結した感じでした。
これだけ集める学生NPOすごいな~!
会場も超満員。事前申込してたのに、真ん中くらいの席しか取れないほど。
初めに石川一郎先生のお話がありました。
石川先生は暁星国際、ロサンゼルスインターナショナルスクールを経て、
あのかえつ有明を一躍有名にした立役者とも言われています。急な退任劇には黒いうわさもちらほら漏れ伝わりますが。。。
アクティブラーニングの先駆者でもあり、
📖「2020年の大学入試問題」
📖「2020年からの教師問題」などの著書があります。
インプットレベルの知識・理解だけでなく、アウトプットレベルの論理・思考に関するところまでAIにゆだねられていく。
人間に残されるのは創造的思考だけである。
21世紀型入試は、根源的に学ぶことの目的を問う入試になっていく。
これからの学びは、世代や国境を超えた対話をすることでより良い社会を実現していくためのものである。
とのご発言。
どれだけ知識の引き出しを持つかよりも
どう知識を入手し、それを活用していくかが問われるというのですね。
もし地球の自転が逆回転だったら、せかいはどのようになっていたと考えますか?
そんな宇宙規模での仮定に基づいた問いに答えられるかどうかが問われていくのだというのです。
石川先生のお話はシビアでもありながら、この教育改革によって本来の意味での学びを取り戻す契機になるのではないかと勇気づけられました。
続いての基調講演は、30代代表山内太地氏。
日東駒専出身の私がこんなところ(東大)でしゃべってるんですよ、いいんですかそれで?
なんちゅう切り出し方でしょうねwww
国内全大学を見学し、今は高校で進路講演も行っているという山内氏。
マシンガントークすぎてメモも取れません💦
自らを演者というように、非常に大きなアクションが印象的な方でした。
国内トップレベルの大学の学生でさえ、主体的な学習習慣がついている人は半数以下
今回の大学入試改革では中堅校が底辺へ移行し、高校の二極化が一層進む
アクティブラーニングは時代遅れだ
生徒が能動的に学ぶ姿勢を身に付ければ、教員が定時に帰れる。
それが本当の教育改革だ
まぁこれでもかと過激発言連発でしたね~。
でも、日本中の大学を見て回っただけの説得力はあります。
日本を代表する教育学者刈谷剛彦氏は、
「日本の大学は読む聞く書く話すの4技能のうち、聞くしかしていない」
と言っているそうですね。
黙って座ってテストで字を書けば単位をもらえる=日本の大学
↑↓
調べてしゃべってレポート書いてまたしゃべらないと単位もらえない=海外の大学
これからの時代にどちらが求められるかは歴然としていますよね。
教え込む「教育」から自ら学ぶ「学習」へ
先の石川先生と共通しますが、
自分たちが探した正解がまだない問題をみんなと協力して試行錯誤しながら磨いて行く力が問われる時代になっているんですね。
子どもたちが、教員や親と学びを共有することを喜べるような環境を作っていくことが、
「学習」には大切なわけです。
そして、しきりに聞かれるアクティブラーニング。
実は成功例のほとんどはそもそも主体的学習習慣のある進学校ばかり。
そんな汎用性のない学習スタイルは古い。
💻リアル講義とオンライン授業をブレンドしたブレンディッドラーニング
💻個々の学習進度に合わせた内容を提供するアダプティブラーニング
そういった、「1+多」と「1+1」を組み合わせたスタイルへと移行していくということなのです。
山内氏がまとめで言われた、
生徒が能動的に学ぶ姿勢を身に付ければ、教員が定時に帰れる。
それが本当の教育改革だ
嬉しいからもう一度書いちゃいました。
教員多忙化に歯止めをかけるのは、実は生徒の学習姿勢だったという💡✨
いや~、これ実現したら教員志望者増えますよね~。
パネルディスカッションで出てきましたけど、
福岡県の教員採用試験、受験年齢の上限が59歳なんですって!!
※教員採用試験は都道府県ごとに実施され、受験できる年齢の上限がきられているんです。
要するにそれほどに教員の志望者がいないんですよね~。
由々しき事態ですよ、ホント。。。
って辞めた身でいうのは少々心が痛みますが(;'∀')
そんなこんなで、
「その弐」に続きます。
その弐は、パネルディスカッション💖
お二方に加えて、文科省補佐官鈴木寛氏、100マス計算陰山英男氏のご登場です~👏
★現在募集中★
🔔学びと育ちの楽しいお話会🔔
日時:5月30日(火) 11時~12時半
場所:新宿三丁目
定員:先着5名様!!
会費:3,500円
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