≪主な変更点≫
・国語・数学で記述式解答を採用
モデル問題が大学入試センターから出されています。
30字~120字程度という、事前の修正に沿った形ですね。
http://www.dnc.ac.jp/albums/abm.php?f=abm00009385.pdf&n=%E8%A8%98%E8%BF%B0%E5%BC%8F%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%AE%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E5%95%8F%E9%A1%8C%E4%BE%8B.pdf
・英語は「読む・聞く・書く・話す」の四技能を図るため、民間試験で代用
具体的には、英検やTOEFLの名前がすでに上がっていました。
議論を呼びそうなのは、
英語における民間試験の採用でしょうね。
受検機会の均衡や、受検料の問題、複数の試験を利用する場合の難易度調整等々、
今後の進展が気になるところです。
そもそも、なぜ文科省はこのような大改革を推し進めているか。
勘違いされている方も多いのですが、
2020年の大学入試改革は、
「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革」
の端緒に過ぎず、これを皮切りに、大学、高校の教育改革が始まっていくのです。
その先には中学、小学校への改革があるのは触れるまでもありませんね。
すでに、主体的対話的で深い学び(アクティブラーニングが名前替えしただけですがwww)のような探求型のコミュニケーションをベースにする課題解決型能力を育成する スタイルの授業が少しずつ広まってきていますね。
って、これだけだと、どんなことやってんの?!って感じですよね。
これまでは、
3+5=8
4+4=8
5+3=8
って(先生が)教え、(子どもが)教わる関係だったのが、
(こんな暗記法を小1から行っているという事実に驚愕したのが去年の今頃でしたわ)
どんな時にぜんぶのかずが「8」になるか
を(こどもたちが)考える。
そんなイメージでしょうか。
「唯一解ではなく、最適解を求める」
なんても言われていますね。
若干、話がそれましたが、
そもそも、なぜ文科省はこのような大改革を推し進めているか。
明治以降、大正自由教育の流れはあったものの脈々と続いてきた日本の学校教育を、
ボーダレス化した21世紀社会にあった人材を育成するための教育へとシフトするため
です。
今月15日~17日、ビッグサイトで行われた教育ITEXPOの会場より
開国から始まった日本の教育史は紐解けばそれだけで面白いものなのですが、
明治以降の100年のスピードと、21世紀に入ってからの10年のスピードではどちらが速いか言うまでもないですよね。
そんな猛烈なスピードで変化していく時代に、
これまでと同じ教育を行なっていたのでは手遅れだ!
ということに、地球3周分後れを取っている日本の教育行政がようやく気付いたわけです。
さてさて。
とは言っても、トップダウンの教育改革。
余すところなくその内容を享受するには当分時間が必要です。
だからこそ、
家庭で未来を見つめた教育を行なっていくことが大切なんですね♪✨
さてさてpart2
何を大切にしたらよいか。
それを続編でお伝えすることといたしましょう。
ではまた💖
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