「何度言ったら分かるの!」
「この前も同じこと言われたでしょ!」
「早くしなさい~!!」
お子さんについ言ってしまう言葉のベスト3ですよね(;^ω^)
ウォータースライダーみたいなスピードで子どもが変わってくれたら、
そんな素晴らしいことはない✨
そう思いませんか?!
こんばんは😈
鬼より怖い?!
自然育児と自由な学びで輝く瞳を育てる家庭教育プロポーザー、Shiny Edu代表の村田あゆみです✨
子どもって、
本当に嫌になってしまうくらい同じことやらかしてくれますよねΣ( ̄ロ ̄lll)
ついさっきだって、
洗面所には抜け殻のように置かれたパンツが埋もれたズボン…
あれだけ言っても、別々にして洗いカゴに入れるという簡単なことができない…😱😱😱
がるる~っ🐯
とは、もうなりません。
修行のたまもの………ではありません。
それは、兄ちゃのおかげなんです。
もう5年も前のことになるんですね。
兄ちゃが年少に上がるより前、2歳の頃のお話です。
保育園への往復は、子乗せ自転車を使っていました。
後ろの席に兄ちゃが座った後に、私は地面を蹴って助走して自転車にヒラリ♬✨
いい話の途中ですが、
あまりに衝撃だったので画像お借りしました😨😨😨
海外の自転車は頑丈だそうです🚲
オサレな自転車を取り扱うスポーク日吉店さまより
ところがある日、
「怖いから、座ってから自転車を漕いでほしい」
そう兄ちゃから言われたんです。
もちろん、約束しましたよ。
兄ちゃの怖さも想像出来ましたし✌
ところが、ですよ。
私は約束を破りました。
それも、何度も何度も。
自転車の乗り方なんて、
それこそ小学生になったころからン十年の習性。
そう簡単には直りませんよ。
もはや開き直り(# ゚Д゚)
ところが、ですよ。
兄ちゃは、
何度も、何度でも、
「ママ、次の時には気を付けてね。
僕は怖いんだよ」
そう言い続けてくれました。
何日も何日も。。。
そして、
兄ちゃを後ろに乗せて、
よし、出発!というその時!!
「おっとっと💦
座ってから出発しようね🚴」
ようやく、ようやっと、、、
地面を蹴る足を止めることが出来たんです!
そしたら、兄ちゃ、
すかさず!!
「ママ、今日は出発の前に気が付いたね!
ママ、ちゃんと約束守ってくれたね!!
ありがとう!」
兄ちゃは、そう言って私をギュッと後ろの席から抱きしめてくれたんです💛
何日も何日も、文句ひとつ、責めるようなことひとつ言わず待ち続け、
ほんのちょっとでも出来たらすかさず、それを認めて「ありがとう」と感謝する。
もう、神対応すぎですよね(笑)!!
言われたこちら側は、
そりゃぁもう嬉しいですよ。
「でしょでしょ、私も頑張ったもん! 今日は絶対に失敗しない、約束守るって思ったんだもん!」
って。
おいおい、どっちが子どもですかって話ですが💦
美談で終われればいいのですが、
その後も度々約束を破り、座って出発が習慣化されたのはさらに数か月後…😢
お恥ずかしい…
だけど、
子どもには二度と、同じ失敗を責めるようなことは言わなくなりましたよ。
人間、なくて七癖と言いますから、
大小さまざまな癖や習性をもっているものです。
(言い訳じゃないですよ、一般論です、一般論)
あなたはどんなクセがありますか??
それを、今すぐ直しなさい!と言っても、なかなか難しいですよね。
でも、
子どもにはそれを平気で要求しちゃうんですよ。
大人ってずるい!
なんで子どもばっかり注意されるんだよ、自分だって同じことしてるくせに!
ちょっと賢い子どもなら、すぐそうツッコみますね。
冒頭のセリフに戻ります。
「何度言ったら分かるの!」
「この前も同じこと言われたでしょ!」
→ 「何度言われても出来ない、おバカな子ね」
「早くしなさい~!!」
→ 「ぐずでのろまな子だ」
お子さんが受け取るメッセージは、後者のメッセージです。
毎日のように、
自分は同じ失敗を繰り返すダメな子なんだ。。。
動作がのろいなんて、ダメな奴だ。。。
否定のメッセージを受け取った子どもは、
毎日、自分のことをダメな子だと思って暮らすのです。
そして、
ママを怒らせてしまったという罪悪感を抱えることになるのです。
子どもはエネルギーの塊だから、その瞬間その瞬間を生きているんです。
いつだって、「今ここ」なんです。
彼らには、過去もなければ未来もないんです。
常に、いつだって、
新鮮で新しい一日が始まっているんです。
だから、
「この前も~」とか
「また~して」なんて言葉とは
無縁に生きている生き物なんですよ。
そんな輝く存在に、
大人だって難しいような課題を突き付けて、
それみたことか!なんてやるのはあほらしいでしょ??
アドラーでは、
そういう関係を「縦の関係=管理・支配の関係」と定義します。
信頼・尊敬・共感の横の関係とは真逆の関係ですね。
兄ちゃは、私を横の関係でじっと待ち続けてくれました。
来る日も来る日も、いつかママは座って出発できるって信じて、待ってくれていました。
そして、1mmの成長を見つけて、認めてくれました。
言われたことができるようになるという結果は同じかもしれないけれど、
怒られながら出来るようになったのと
1mmの成長を認められながら出来るようになったのとでは
雲泥の差がありますね。
抜け殻が置かれていた洗面所を見た私がかけた言葉は、
「おっ、今日は洗濯かごの隣に脱いだね! 明日はかごに入ってたら嬉しいな~♡」
小さな変化を見つけ、どうしたら助かるか、ありがたいか、嬉しいか。
そんなことを言葉にして伝えてみてはいかがでしょうか💖
大丈夫✨
気づいた時から変化は始まっています♬
まずは1㎜👣
変化を起こしてみましょう!
あなたの子育て、応援しています♡
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