ここ数年、
3月になると読み返す文章があります。
2011年3月、
東日本大震災の後で卒業式を自粛した
立教新座高校の卒業生へ贈られた式辞。
「時に海を見よ」と題され、書籍にもなったので
お読みになった方も多いかもしれませんね。
今年は、
これまでとは違った視点から
この文章を読みました。
学び舎を巣立つ若人に贈られたこの式辞、
それは今を生きる全ての人にとって
大切なメッセージだと。
(だから書籍化されたのでしょうから
遅きに失した感もありますが(;'∀')
いや、それでも
あえて言いたいのです。
たとえ大人になったとしても、
「海を見る自由」、「立ち止まる自由」は
必要なのだ、と。
先月、
生まれて初めてみそ作りをしました。
白菜のお漬物も作りました。
ほったらかしだったプランターの
土を整えました。
一つひとつが手間のかかる作業です。
けれど、
野菜と対話しながら、
土と対話しながら、
私は、
私自身と対話していました。
指先から伝わる感覚
鼻先をかすめていくほのかな香り
そうしたものを感じながら
自分自身と対話する時間をもつ。
その時間は途方もなく広がる
宇宙空間のように、
私を見せてくれました。
「海」ではないけれど、
目の前に水平線を感じるような
荘厳さを感じたのです。
思えば物心ついた時から、
定められた「時間」の中で動いていて、
自分の「時間」を意識することは
あまりありませんでした。
24時間365日、
チクタク進む時計の針に合わせて、
学校行ったり塾へ行ったり、
門限めがけて家までダッシュしたり( ̄▽ ̄;)、
およそ時間を自分のものとせずに
生きてきました。
学校ってチャイムで物事が進んでいくから、
人生の4分の3、実に75%を、
キンコンカンコン🔔にコントロールされて
生きてきたわけですよ。
それが窮屈で逃げ出した時も
実はあります。
ただただ時間を忘れて
自分に没頭できる時間。
そんな時間を、
あなたは過ごしていますか??
仕事があるから・・・
子育て中は・・・
そんな理由は横に置いておいて、
1日、
自分だけの時間を過ごしてみてください。
あなたの世界に
何かが見えてくるから。
時に海を見よ。
凪いだ海も
荒む海も
あなたを映し、
あなたに還る。
海はふるさと
全ての生命のみなもと
心に海を抱いて自分と対峙する時
自分がぐっと深まるのです。
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