こんばんは🌕
Shiny Edu代表の村田あゆみです✨
ちょっと先日ショックな出来事があり、
それ以来、自分の使っている「学び」という言葉を大切にしたいと改めて思っているところです。
「ショックな出来事」というのは…
開校間近の勇気づけ学園の校舎予定地が、
先方から一方的に白紙に返されてしまったことです。
それについては、代表理事の武ちゃん先生、そして綾子さんがブログで報告しているのでお読みくださいね。
結論だけ言うと、
「学校に行くべき子どもを平日昼間に預かるとはけしからん」
ということなんです。
でね、
私は思うんです。
学校の先生やってた人がいうのも何なんですけど、
学校なんて、人生の中のほんの一時過ごすだけの場所です。
そこで、勉強とか学習とか教育とかって言われてることなんて、「人生」という壮大なパノラマの中のほんのほんのごくごくちっちゃなパーツの一つでしかないんですよ。
子どもたちは本能的に「学び」を欲しています。
彼らが求めているものは、
「勉め強いる」勉強でも、「学び習う」学習でも、「教え育まれる」教育でもないんです。
「学び」です。
「学び」とは何か。
それは、
飽くなき好奇心を刺激し、横溢する探求心の赴くままにひたすらにその対象に向き合うことに他ならないのです。
自らの好奇心に従って、内なる情動に駆られて、ただひたむきに自分の欲求を満たしていくことなんです。
そこには、強制も支配もありません。
他人の介入なきもの
それこそが「学び」です。
私の考える「学び」を具現化できる要素は、
残念ながら今の学校にはほとんどありません。
現代の子どもたちはストレートに、時に控えめに、
自らの内なる情動に突き動かされて、
「学び」の欲求を満たそうとしています。
不登校の子どもたちが増えているのは、別にいじめられているからではありません。
問題児だからでもありません。
本気で学びたい子どもたちが、
今、
学校を拒否し始めているのです。
でも、残念なことに今の日本のシステムではそのような理由で学校に行かない、行けない選択をした子どもたちの居場所はありません。
かろうじてあてがわれるのは、「適応教室」や「通級指導教室」といった学校へ戻ることを前提とした施設。
本気で学びたい子どもたちの欲求を満たす場所では到底ありません。
天外伺朗氏は「フロー」な状態が学びの最高の環境だと述べていますが、
フローになるには、存分に集中できる、何人たりともその子どもの邪魔にならないような環境が必要なのです。
例えば、
サドベリースクールでは子どもが関心を持ったことを心行くまで取り組む環境を保障しています。
その様子は、日本の学校に慣れ親しんだ人にとっては「学んでいる」とはとても思えないものでしょう。
でも、
そこで学ぶ子どもたちは、何かをきっかけに文字に関心を持ち、数字に関心を持ち、そこからグッと学びの世界へと入り込んでいくのです。
ちょっと前に話題になった、サドベリーで学んで大学へ行ったまりんちゃんは驚くほど短期間に大学入試に必要な学力を習得しています。
子どもたちが本来持っている「学び」への欲求、知的好奇心を伸ばすためには
「学校」とは違ったアプローチが必要なんですね。
では、
どんなアプローチが必要なのか。
従来の「学校」に通っていても、「学び」の欲求を満たすためにはどうしたらいいのか。
そのためには、家庭教育が何よりも大切です。
「家庭教育」なんていうととても堅苦しくて取っつきにくいかもしれませんが、 要するに子育ての中でのちょっとした心がけなんです。
「学び」を考えることで、 あなたの子育てが変わる。
そんなひと時を共有したいと思っています。
【学びの語り場☆April】
申込〆切 4月16日(日)
日 時:4月28日(金) 11時~12時半
場 所:東京都大田区 JR五反田駅から乗り換え20分ほどのカフェにて
参加費:3,500円
定 員:3名
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