【つれづれ】【教育】雑木林に生きる私たち

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昨日、久しぶりに雑木林の話をしました🌳🌲🌳

…正確には一昨日なんですけどもねw


雑木林って、
色んな種類の木が生えてて
お互いにその存在を必要としながら
それぞれの生を生きてるんです。


そこには人の手も介在するし
天候の影響も大きい。


それでも
木は、自分を生かしきるために
幹を太くし、
枝葉を伸ばす。

どの木も、
その木の生き方で。


こないだ紹介した
まどみちをの詩みたいですよね♡


私が勤めてた高校はおもしろい学校で
赴任する直前まで入試をしてなかったの。


今でこそ少しずつペーパー入試は
減少してるけど、
偏差値、内申至上主義の当時、
入試なしってかなりチャレンジャー(笑)
 …あ、作文はあったのかもしれないかな。



したがって、
予想はつくと思いますが、


まぁ学力で言えば「ピンキリ」な
ユニークな子たちがたくさんいたの。



それを受けての、


「雑木林の思想」



どの子にも等しく貴い価値があって
同じように大切な存在なのだ、と。



ガッツリ輪切りで入試に敗れた学生時代と

ガッツリ輪切りの入試に勝つための指導



そんな経験をしてきた当時の私には
はっきり言って理解不能レベル(^_^;)



育ち合うとか学び合うとか
こんなに学力差があって
出来るか〜〜〜〜〜っ💢💢💢


そんなこと思ってたんだけども。


ベテランの先生たちの指導を見てるうちに
その懐の深さに
完全に打ちのめされて
しまったわけです。



どの子も教室にいる意味がある。



「学力」という一つの軸ではなく



その子の学び

クラスの成長

学年への波及

学校づくり




たくさんの視点で
子どもたちを見ていくことで

生徒の本来もっている潜在的な力が
引き出されいく。



入学式とか卒業式とかで
よく引用されますよね、

「みんな違ってみんないい」



あれを地でいってました。


地で行くと、

子どもが変わるんです。



大人の本気は
ちゃんと子どもに伝わる。



だから、
一つの尺度しか持ち合わせてないと

自分でも気づかないうちに
視野が狭くなっていって

自分の正解に
その子を合わせようとしちゃう。

それは子どもにキャッチされる。

「コノヒトハ ワタシヲ コントロール シタイダケ」


だけども、
グルンと視点を切り替えると

全然違った個性や良さがきわだって
見えてくる。


子どもに目線を合わせること、

だよね。


教員は、
視座を切り替えることを
得意とする人が多いのかもしれない。




昨日おもしろかったのは、


全員が全員、
優等生だったら?


全員が全員、
アクが強かったら??



それって
おもしろくないし
変だよねってな話。




話は飛ぶけど、


いまお漬物がおもしろくって💖


今度、発酵Labと称して
お漬物教室をやるんだけども。



菌も、

善玉菌だけとか

悪玉菌だけとか


バランスを欠いた状態になると
働きが鈍るんだって。



それぞれがほどよいバランスで
存在するから
発酵が進んで
おいしいお漬物になる♡



均質化された集団に
変化は起こらないってことさ。


なのにさ、

なんだかさ、


世の中、

ヒノキばっかり
育てようとしてないかい??



杉には杉の、

苔には苔の、


ブナにはブナの、

シダにはシダの、



存在価値があるんだなぁ♡



どれが優れていて

どれが劣ってるんじゃなくって、



それぞれがそれぞれの生き方を

全うしてるんだよ。



どの子もみ〜んな、

等しく生まれ、
等しく生きている



私たちもみ〜んな、

等しく生まれ、
等しく生きている♡



その生き方の違いを
とやかく言う必要は
どこにもない♡



おやすみなさい💖

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村田 あゆみ

Shiny Edu代表

高校教師として3000人を超える高校生を育ててきた経験から、思考力×発信力+共感力を伸ばす勇気づけコミュニケーションと、10年後の子供の姿をイメージした子育てをお伝えしています