ずっと「枠」のことを考えている。
日本建築を見ていると、
ゆるやかに内と外がつながる美に
心惹かれる。
これは大好きな池上の蓮月さん♡
襖や障子
布団やちゃぶ台
可変性がどこまでも突き詰められ、
窓の外の景色すら
借景により庭の境界があいまいとなる。
西洋の、
堅牢な城壁や
ひとつひとつ仕切られた部屋の造りとは
まるで意が異なる。
教育に関しても、
江戸時代までの寺子屋は私塾では
学際的に学ぶことが普通だった。
明治以降、
和洋折衷と言いながらも
ゆるやかな「境」が失われていった。
子どもの頃から、
「教科」というのがわずらわしくて
国語の中で理科を、
社会の中に国語を、
算数の中に音楽を・・・
そんな風にミックスして物事をとらえるのが
おもしろかった。
だからなのか、
「枠」があるのがわずらわしくて、
でも、
教員の仕事って
「枠」があることが大前提で
それを取り払ってみたいっていう
チャレンジはなかなかかなわず。。。
子どもたちには
「枠」のない学びの楽しさとか
「枠」のない付き合いのおもしろさとか
そういうものを感じてほしいと思ってる。
それにはまず、
親である私自身が
「枠」から飛び出してみることが
必要だったんだろうな。
いま、
「枠」の外に出てみて気づく
世界はこんなにも
果てしなく広がっている
ということを。
そもそも「枠」というものは
便宜上設けられることの多いものだから、
人の手によって「制約」をかけられているわけで。
その「制約」が
時代や場所や、
自分自身に合わなかったとしたら
外してもいいものなのだ。
そんなことを
一緒に感じていきたい、
子どもたちと、
それから、
子どもを育てる親たちと、
そして、
子どもを見守る大人たちと、
あなたと共に。
22世紀まで生きていく
今の子どもたちに
20世紀の「枠」は
要らない。
一緒にあなた自身がもっている
「枠」を外しませんか??
1月31日(水)、
新プログラム発表します。
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