【アドラー・∞】【つれづれ】豊かな学びのために

つい正解を求めてしまう。

学校教育でしみこんだ習性は、子育て中も容赦なく顔を出す。



対話、

どれだけの言葉を家庭の中で交わしているだろう。

言葉で理解し合えることはほんのわずかだけど、

それによって通じ合う心の温もりに包まれる安ど感は何にも代えがたい。




私は、固い固い殻の中で小さく丸まって、自分の身を守ってきた。

自分を抑え、自分を見せないことで、自分を守ってきた。




ところが、

その固い固い殻に力づくでヒビを入れようとする存在が現れた。



子ども。




あなたは本当はどう思っているの?


あなたの本当の姿はどんななの??


あなたが本当に大切にしたいのは何?




ありがたいことに、彼らは全身全霊をかけて私に問い続けた。




目を背けて、気づかないふりをして、

記憶の彼方に葬り去ったはずの過去までほじくり返して、、、





そのおかげで、

私は、私自身を取り戻すことが出来たんだ。




「私」を生きること




誰かの評価や、

世の中の流行といった

表面的なことに翻弄されるのではなく、




自分の心の中にある本当に気持ちに正直に生きること




かつて、

お腹が空けば泣き、

遊びたいだけ遊んで、

眠くなれば寝る。




そんな自分の欲求のままに生きていたあの頃と同じように、


自分の思いと、

自分の行動とが、

一直線で結ばれている生き方。




それは、

本当に心地よく、

そして、未来への可能性に満ちている。




子どもって本来は、そうやって生きる存在。


いや、大人だって同じ。




子どもも大人も同じように、

自分の思いと行動がストレートにつながっていたら、

どんなにか自由で豊かな発想が湧きおこってくるだろう。





夢中になることの中に工夫が生まれ、言葉が紡がれ、思考が深まっていく。




伝えたい欲求が募れば、言葉はさらに磨かれていく。




正解や評価を気にしていたら得られない、天然の学びがそこにはある。





そんな学びを得るために、


親も世間の常識や正解を手放して、

自分の心のままに生きる。



いや、


自分の心のままに生きることで、そんな学びが手に入るのだろう。





とても漠然とした表現ではあるけれど、

アドラー・∞が、そんな生き方を見つけるきっかけになってほしい。




そんな願いを込めて。




【アドラー・∞】

11月23日(木) 10:30 ~ 16:00

池袋東口

アットオフィス池袋別館 9Fにて開催


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村田 あゆみ

Shiny Edu代表

高校教師として3000人を超える高校生を育ててきた経験から、思考力×発信力+共感力を伸ばす勇気づけコミュニケーションと、10年後の子供の姿をイメージした子育てをお伝えしています